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Sweden Now

北欧の国、スウェーデンの情報を流していきます。北欧ブームで注目されているスウェーデンですが、イギリスやフランスなどと比べるとマイナーで、かつ日本からの直行便もないためスウェーデンの本当の姿はあまり知ることができません。「世界一美しい首都」であるストックホルム、豊かな自然、高福祉高負担な政策など、日本とは異なった性格を持つスウェーデンを現地からお伝えいたします。

久々に山田に会う

5月末に、株式会社ブラックから突然の電撃引退をした山田(60)。その山田と、約一ヶ月ぶりに会うことになった。と言っても会うのは僕だけ。しかも会社とは全く関係ない内容。

どういう内容かというと、以前山田が会社にいた時、僕と山田で論文を書こうという話をしており、そのため新宿で会うことになった。会社とは全く関係ないテーマで、山田がこういう論文が書きたいとメールをしてきて、僕がそれに関連するデータを集める係。

しかし、山田が言ってきた内容が結構漠然としていて、もうちょっと詳しく教えてほしいとメールしたら「今度会いましょう」とメールが来た。メールで教えてくれればいいのにわざわざ会うなんておっさんの考えだなと思ったが、そこはグッとこらえて今日新宿に行った。

7時に待ち合わせ、地下の何処かの居酒屋で食事をした。新宿の地下の構造をよく知っているとなんかサラリーマンだなという感じがする。北海道に関連する居酒屋。僕は酒を飲まず、金もないのでこういうところはめったに行かない。

元上司なので、世間話になって本題になるまで時間がかかると嫌なので、座ってすぐに論文の話をした。すると山田が色々ゴニョゴニョいいだし、結果的に論文化は難しいという話になった。僕も正直ちょっと難しいということなので、その結論が出てほっとした。

それで話は終わるわけでなく、今の山田の状況を聞いた。今山田は無職だがボランティアで学習支援をしているらしい。塾に通えない子供に、勉強を教えるものだそうだ。あと、ベンチャー企業に応募ししているらしいが、落ちればそれでいいらしい。彼も60で、そこまで働く意欲はないそうだ。

山田の就職に関しては僕が関与する問題じゃないが、僕も論文はほしい。なので、考えていたテーマがダメでも何か他に無いか山田に聞いたら探しておくと言っていた。僕は山田に、「山田さんも論文ほしいですよね」と聞いたら、「いや全然」と答えていた。山田にとっては論文はただの業績、つまり良い給料をもらうとか次の就職に使う道具でしか無いらしい。だから、就職しないのであれば別に必要が無いとのこと。

僕だって、その考えもあるがそれよりも「自分の存在をしらしめるもの」という認識が強い。だから定年になろうが論文はほしいが、僕もそのぐらいの年齢になればどういう考えになるかわからない。仕事をやめた後、みんなはどういう気持になるんだろう。夢をまだ追い求めるのか、それとも落ち着いてしぬまでゆっくり過ごすのか。

あと、今僕がいる株式会社ブラックに関してちょっと重要な情報を聞いた。どうやら8月末が会社にとってヤマらしく、そこを乗り越えないと今年度中に潰れる可能性が高いらしい。早く僕もやめねば。