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Sweden Now

北欧の国、スウェーデンの情報を流していきます。北欧ブームで注目されているスウェーデンですが、イギリスやフランスなどと比べるとマイナーで、かつ日本からの直行便もないためスウェーデンの本当の姿はあまり知ることができません。「世界一美しい首都」であるストックホルム、豊かな自然、高福祉高負担な政策など、日本とは異なった性格を持つスウェーデンを現地からお伝えいたします。

リーダーでもフォロワーでもいい

(いくつも記事を書いてすみません。海外にいると夜はやることがないのです。)

日本人の方がノーベル生理医学賞を取ったそうだ。最近の日本は本当によくノーベル賞に縁がある。

ノーベル賞を取った研究者が決まっていう言葉が、「人のやらないことをやれ」とか「役に立たないことをしろ」である。曲りなりにも、僕も研究者なのでその気持ちはわかるが、そういうことはただ価値観を押し付けているようにも聞こえる。

仕事に関して、大きくリーダーとフォロワーの二つに分かれる。リーダーは0を1にする職業。研究者とか芸術家とか政治家とか。フォロワーは1を100にする職業。どちらにも一長一短があって、どちらがいいとは言えない。研究者はリーダータイプなので、ノーベル賞を取った人はそちらを勧めるが、世の中がリーダーだけになると無秩序になって回らない。かと言って、フォロワーだけだと社会が進化していかない。

人間は誰しも死ぬのだから、こういう生き方が正解だというのはないと思う。だから、どちらを選択してもいい。ただし、やってはいけないことは自分と違う生き方をする人間を批判すること。

例えば僕は研究者なのでリーダータイプ。だが、社会的には安定しているフォロワータイプの方が好まれる。結婚して子供を作って人口を増やして、定年まで働いて税金を納める。そういうフォロワータイプは生物学的にも社会的にも正解のように思えるので、どうしてもフォロワータイプから批判を受ける。

そして、リーダータイプはそういう批判をするフォロワータイプに、反論する力がほとんどない。実際にリーダータイプは必要とされていない可能性もあるからだ。芸術家で風景を描いているよりも市役所で住民票を渡している方がよっぽど世の中のためになっている言われれば、確かにそうかもしれない。

ただ、そうやって自分が生きている方向と違う人を批判する人は、自分の人生を肯定しようと必死な人なのだと思う。それは、自分の人生に自信がないことの裏返しなのだと思っている。だから、そういう人とはあまり関わらない方がいい。